2010年12月7日火曜日

それから


死後引き取り手がいない
無縁墓に入る人が3万人近くいるのだとテレビでやっていた

死んで
それから

どこへいくのか
死んだ事がないからわからない

時々 お姉ちゃんは一体どこへいってしまったんだろう って思う
若くして死んでしまったから
700人もの人が葬儀に来てくれたのだから
無縁墓に入る
遺骨の引き取り手のないような人よりも
とても恵まれた死だった とも言える

私が老人になった時
友達もみな 先に死んでしまったとしたら

無縁墓って他人事じゃないよね

どう死ぬか



どう生きるか

という事


ニューメキシコを走ると至るところで目にする
こんな十字架

墓を持たず 仲間と木の側に骨を埋める そんな自然墓も最近ではあるのだとか

私はこんな 風化した十字架に見える木の下に
それこそ 鳥葬のように 鳥たちに食べてしあわせになってもらって 

それから

土に帰りたい 

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