2008年9月30日火曜日

冬の朝

今朝、数ヶ月ぶりに朝からアイスコーヒーではなく、アールグレイのHot。
昨日の夜はさすがに夏の薄いブランケットだけでは寒くて、長袖Tシャツを着て寝ました。
目覚めに「寒い!」と感じたからでしょうか。今日は温かい紅茶が飲みたくなりました。


ヤカンからシュンシュンと湯気を立てているのを見ると、あ~、冬の季節が来たな~と思います。
外は寒くて、窓にはうっすら結露が出来て、うちの中はとても静かでヤカンから湯気が出ている風景。

こんな時・・・しあわせだな~~。と感じます。


だれもいないし、だれとも話さない。
窓を閉め切ると防音が効いているのでほとんど外の車の音も聞こえない。
まるで、シェルターの中にいるようなんです。


本をぺらぺらと読むともなくめくって、紅茶。
立ち上る香りに気持ちがリラックス。

こんな時はカフェサウンドを聴きます。カフェサウンドのCDはたいがい耳にうるさくなく、流しておいて気持ち良いのです。自宅がカフェに早変わりしますよ。

温まって、ソファでまた一眠りも気持ち良い^^
誰にも気兼ねしない、こんな時間が至福の時ですね!

2008年9月27日土曜日

旅支度

陽が落ちるのが急に早くなりましたね。
昨日は木枯らしのような強い風が吹いて、いよいよもう冬が近づいて来たんだなと思いました。

忙しくも素晴らしかったMAJ2008のゴスペルの毎日が過ぎ、後回しにしていた仕事がどっと山盛り。
それでも中々片付かないのです。


それには理由があります。


はい。
また、来週からアメリカに行ってくることにしたからです。
前回はメディスンバックが少なくて、今回、良いのがあればな、と思ってます。

とにかく、いつもの一人旅は長距離を運転するのでお気に入りのCDは結構沢山持っていきます。
それで、旅のスケジュールを立てるのはあれこれと地図を見たりして時間がかかるもの。
仕事は処理する部分もあれば、こうした頭で戦略を考えたり、スケジュールを練ったり、と目に見えないところの量が意外とあったりして、宿も取らなきゃいけないし、あ~~~。と思いつつ。。。

何を一番にしているか、と言えば。
CDを選んでいる私がいるのでした。

こんな時、本当に右の人だな、と自分でも思ってしまいます。
普段よく聴いているのはHouse系が多くて、それ以外では定番のR&Bは外せませんし、コンテンポラリーゴスペルやネイティブサウンドも。このシーンにはこれ。あの道ではこの音♪といろんなCDを出して、いちいち聴くもんだから片付けも大変なんです。;

今回も良い出会い。素敵な思い出がたくさん出来ますように。
また、こちらでも進捗報告をします。出発は10月4日から!!

2008年9月25日木曜日

MAJ2008終わる

昨日のコンサートは素晴らしかった。
心から感謝します。指導してくださったEdwin Hawkins、Richard Smallwood、Pastor Calvin、Lance Williams・・皆さんの教え方は本当にわかりやすくて、リハーサルは感動に満ち溢れ涙が何度も流れてきました。日本全国から集まった400名を超すクワイアメンバーの迫力の歌声と指導してくださっているみなさんの熱い心とHoly Spilitの力によるものでしょう。

9月19日(金)から始まったMusic & Arts Japan 2008ワークショップは22日(火)までの4日間で10曲を覚え、翌23日(祝・火)がコンサートでした。
ワークショップはゴスペルを歌うだけではなくて、例えば、ミュージシャンクラス、ディレクタークラス、ボーカルトレーニングクラスなどが用意されていて、1つを選択することになっていたので、私はダンスを選択しました。

この間、TPW(アラバマ州で活動をしているゴスペルクワイアThanksgiving Praise and Worsip)の同じようなワークショップがあったので、夕礼拝に参加した時に初めて見たマイム(ダンス)に心奪われてから、絶対!次にアメリカからのワークショップがあって参加できるならば、Praise Danceを習おう!と決めていました。

今回とても短いたった3回の選択クラスの時間で1曲の振り付けを覚えて踊るのも、ましてやコンサートで踊るのなんて初めての事でしたが、歌う、ということよりも体全体を使って表現するダンスは踊っていて感動に溢れ、すごく気持ちが良いのです。Praise Dance:祈りの踊りですね☆これは、これからも続けて行きたいと思いました。

また、新しい人と知り合えたこと。これも今回のワークショップに参加した大きな実りです。素晴らしい。
昨日のコンサートの一体感もまた素晴らしかった!アメリカから来たクワイアとこのワークショップで作られたクワイアーメンバー、そして観客、すべてが一体となった大合唱はあの新宿厚生年金会館にいた人たち全ての人に感動を与えて幕を閉じたのでした。

あまりにもすごい密度の濃い数日を過ごしたことと昨日の素晴らしいコンサートの感動で夢覚めやらず、仕事が進みません;笑。
何をしても手付かず、ぼんやりしてばかり。
だから、この感動を書かないと仕事が先に進まないとわかったので、じっくり、またあの感動を味わいながら書きました。ゴスペルとの出会い。そして人との出会い。

ゴスペル=Good News 神の福音
ゴスペルを歌うこと=賛美すること 

歌う人、聴いている人が感動に満ち溢れるのは、神様がゴスペルを歌う人の口を使って人々にメッセージを届けているのだとCalvinさんが説教の時に言って下さって、納得しました。
心から感謝して歌う素晴らしさ。だから、クリスチャン、ノンクリスチャン関係なく感動を与えるのですね。

この貴重な体験は今後、大きな実を実らせる事でしょう。
今、この木は実もならない、花も咲いていないのかもしれません。でも、切らないで下さい。周りに肥料をやって下さい。これから何年かして花が咲き、実がなるかもしれないのです。

2008年9月18日木曜日

繫がっていくということ


オリジナルジュエリーが出来上がってきたのが先週末のこと。
なんども試行錯誤を繰り返し、試作品を作り直してもらったりして仕上がってきたジュエリーたち☆
時々わたしのHPを見に来ていただいていたという会沢さんが購入してくださいました。会沢さんのブログヒーリングルーム・セドナ内で、このフェザーアクセサリーを紹介したいとご連絡をいただき、とってもうれしく感激の昨晩だったのでした。

想いを形にしていくこと。
これはわたしのHPを創るときも同じ想いでした。

一人旅で感じてきたこと。

その時にたくさんカメラに収めてきたニューメキシコやセドナのあちこち。

そんな旅で、ミーアさんや、アイルさんたちと出会い。
そこから時々メールのやり取りをしている月子さんとも繫がっていったと思います。
会沢さんも時々私のHPを見てはうれし泣き、してくれていると書いていただいて。。。

まだまだ手付かずではあるけれども、想いを形にしていくことで、会話はなくとも私のメッセージを感じていただける方がこうして繫がっていく。
この、奇跡がとてもうれしく、幸せです。

今日は感謝の気持ちを表わしたくて、このブログを書きました。
本当にありがとうございます☆ハル

2008年9月17日水曜日

Hawaiiの風

お台場。
自由の女神を正面に、KUA'AINAでアボガドバーガーを頬張り、時々跳びはねる魚を見ています。


HALEIWAに本店があるここは東京では食べた事がなかったけど、秋晴れの外を見ているとなんだかHawaiiにいるみたい。


FMラジオから流れるReggaeに、久しぶりにReggaeを聴きたくなりました。


清々しい風。
海。巨大タワーマンションばかりで空が遠くて、少し息苦しいのは置いといて、いい日です☆


がつがつしないで、のんびりしよ。このあとの打ち合わせ、この「引き」で行ってきます♪

2008年9月16日火曜日

ゴスペルを歌う、という事

3連休が過ぎ、ビジネスアワーだと今日は月曜という事になる。
1週間のうち、一日祝日があると何となく得した気分^^。

密度の濃い土日を過ごしたからか、昨日はリハの予定があったのをすっかり忘れてしまっていた!!
うっかり、というか、すっかり頭の中から抜け落ちていた。

土曜日は久しぶりにGo out♪ 夕方から6日に行われたゴスペルライブの反省会をして、カラオケに♪
その後、友達と待ち合わせして青山の会員制クラブに行く。12時過ぎの青山骨董通りには歩く人もほとんどいない。でも、階段を下りてエントランスが開くと、そこには入りきれないほどの人がいた。

タバコの煙と大きな音と赤や青のライト。人のざわめき。外のひっそりした雰囲気と別世界がそこにはある。こんな時、『東京』って感じがして好きだ。初めて行ったけど、おしゃれな人が多かったしいろんな人と話が出来たし、良い店だった。

その後は場所を六本木に移しうろうろ。六本木の夜は本当にインターナショナル。白・黒・黄色いろんな肌の色をした人たちがぞろぞろ歩いている。言語は英語がほとんど。
ここは眠らない街。夜中になればなるほど、人が集まってくる不思議な街なのだ。
年齢も国もバラバラ。みんなニコニコ。
足の具合もあったけど、ずっと温室育ちだったから、こうしてたまには夜の街にも出て行かないとなんかダメだなと思った土曜日だった。

朝方帰宅し、数時間寝て福生へ。ゴスペル仲間に福生の黒人教会の礼拝に行こうと誘われていた。
ここは横田基地がある街。東京のはずれの小さな街にある黒人教会は、意外と敷居が低く、みなオープンハートで初めての私を温かくみなハグで迎えてくれた。牧師の説教もわかりやすい英語。
日曜の礼拝は自分をチェンジし、神と出会う、そうした信仰のスタイルは小さな子供でもきちんとスーツを着て来る。歌が始まれば自然とタンバリンを叩いてダンス。
こういうのを見ていると、日本人と音楽に対するスタイルも違って当然だと実感する。

ここにあるゴスペルというのは、単純に神への賛美。それ以外はない。

私はクリスチャンではないけど、教会を家、と考えるのに抵抗はない。

教室で習うそれは単純にゴスペルを歌としてとらえている人が多くなる。それは仕方無い事。
日本は仏教の国。ゴスペルを聴いてタンバリンを叩いたりした文化などなく、お坊さんのお経をじっと正座して聞く、これが日本スタイルであろう。

日曜礼拝の黒人教会スタイルを肌で実感したその夜、大きなゴスペルコンサートに行って思った事は、先生に教わる教室スタイルが日本では一般的だという事。だから、一語一語、間違わないようにゴスペルを歌う。
賛美する、歌詞の意味を理解して歌うというものが感じられなかったからこそ、日本人のゴスペルに対する一般的な意識を見た気がしたのだ。

昨日先生から「合同リハお疲れ様でした」のメールを見るまで気づかずにいたリハ。教室スタイルの昨日のリハは忘れてしまうほどのものなのか。それぞれのクワイアで携わっている度合いの違い。自分の中に占める割合を見せられた気がした。

ライブもそれぞれ責任者を立ててみんなで作り上げているもう1つのクワイア。
だから思い入れや仲間同士の結束が違って当たり前。うっかり忘れたりすることはなかろう。なぜなら、誰かしらから誘いの連絡があるし、今はそうしたリハ参加を周知する係りになっているからして、忘れるはずなどないのである。

昨日の先生は嫌いではない。ただの受身として参加するスタイルでは、自分の必要度合いが低いと感じられ寂しいというのもあるし、潜在意識では先生のいう通りに歌うスタイルに近いリハは面白味に欠けていると思っているのかもしれない。

もう1つのところはもっと歌の意味を理解して歌うように指導してくれる。そして、みんなで作り上げている結びつきの深さ。みんな仲間をリスペクトしている、そんなところが違っている。
今のところ、2つのスタイルのクワイアは続けていくつもり。
なぜなら、ゴスペルを歌う事が私の生活の一部になっているから。

2008年9月15日月曜日

ワレモコウ:吾も紅

今日、お花屋さんの店先でワレモコウに声をかけられたので、トルコ桔梗と一緒に活けてみました。
この花は愛らしい。秋を感じさせる花です。

ワレモコウを見ていたら、昔に読んだ椎名誠さんの奥様、渡辺一枝さんのお花の写真とエッセイを載せた本に書かれていたお話を思い出し、改めて読んで、胸がキュンとすっぱくなった午後でした。
短く紹介します。


昔、おばあさんの時代だった頃。人里離れた農村に一人の娘がいました。

極貧の小作農に子沢山。両親の切ない願いを込めて娘は「とめ」と名づけられました。

 朝は早くから夜は一番星が出るまで野良仕事。雨の日も藁を編んだりして過ごします。ゆとりある暮らしなら夢もたくさん持てるそんな年頃を、とめは自分を育む夢も知らずに過ごしていました。
とめの日頃の願いは、おいしいものを食べることでさえもありませんでした。ただ身をゆっくりとのばして、目が開かなくなってしまうほど眠りこけてみたい、と思うだけでした。

 年に一度の秋祭り。そのときめきは、女の子なら誰もが持つような夢に気づくのでした。太鼓の音が聞こえる頃になると、いつもなんだかわからないけど去年とは違う自分に目を見張るのでした。
お金があったらあのおしんこ細工を買いたいと思った自分。大きくなったらおよねさんのように皆の衆の前で踊ってみたい、と思った自分。

 そして、その年。
太鼓の音が流れてきて、その晩とめは祭りに出掛けたのでした。
 輪になって豊年踊りを踊っているとき、とめはふと、同じ地主の下に働いている小作の若い衆と目があったのでした。なんだか胸が煮えたぎるような想いがして、輪から逃げ出したくなってしまったのです。社のケヤキの側からそっとのぞくと、耳のあたりがポッポとしてきて、わけもわからず恥ずかしくなったのでした。
 娘たちは貧しいとはいっても、赤いへこ帯くらいはつけていましたが、とめはおとっつあんの古くてボロボロになってしまった男帯しかつけられなかったのです。

 祭りは三日三晩続きます。
もう行くのはやめようと思っても、太鼓の音が聞こえてくると、あの胸の中が燃え立つような思いに戸惑うのでした。ケヤキのかげからそっとのぞくと、娘らが楽しげに踊っていて、とめの目には、娘らの上気した頬や一張羅の着物が、ちらちらと炎のように見えてくるのでした。そして、昨日の若い衆が見えたとき、追い立てられるような気がして、そこから逃げ出してしまったのでした。

 
 夕暮れの道を息せき切って走ってきて、ふと止めた足元に花が揺れていたのです。群れて揺れて咲いているそばにしゃがんで遠くの太鼓の音を聞いていたとき、ふと頭の上で声がしました。
「ほう、われもこう!」
その声がするまで、とめは歩いてくる人たちに気づきませんでした。

 通り過ぎたそのほうを見ると、五人ばかりの若い衆が連れ立っていくその後姿にあの若い衆を見つけたとき、とめの口をついて出たのは
「われもこう!」 とめのその声は、とめにも聞き取れないほどでした。

 われもこう-。
とめは、子供の頃、となりにすんでいたおばあさんです。
ワレモコウが吾亦紅と知ったのはずいぶん後のことですが、「吾も紅」のほうがずっとずっとこの花らしいと、今でもそう思っています。

 
敬老の日の今日。
どこかに普通に暮らす、おばあさんの初恋。
おばあちゃんの妹だった とめちゃん。2人とも死んでから何十年か経ってしまった。

おばあちゃん。とめちゃん。2人を思い出して胸がキュンとなって何故だか泣けてきました。

(自転車いっぱい花かごにして 著 渡辺一枝 情報センター出版局)

2008年9月13日土曜日

H&M 東京銀座に日本1号店

H&Mが13日、日本に1号店をオープンするという記事が今朝のニュースに大きく出ていました。
少しまえからバナー広告を打ち出していたので、日本上陸ね。と思っていましたら意外と早かったんですね。H&M安くて可愛いし好き。ちょっと生地があまりよくなく、吊るしっぽいものもあるんですけど、個人的には日本に入ってないという理由でアメリカに行った時なんかに大量買いしていました。

ブランドイメージはGAPとかユニクロとかベネトンなんかに近いですかね。
価格帯としてはZARAです。

ところで最近の銀座というのはHERMESにCartierにGUCCIに・・・とすごいブランドのお店が並んでいます。私は、と言えば好きなブランドは結構決まっていてあまり行きません。手帳はエルメス。バッグはプラダにYSL。とこんな感じです。だから、海外に行った時にうろうろ見る程度。高くて買えませんからね;でも、デザインや生地などを見るのはやっぱりとても勉強になります。

たいがい価格帯の安いブランドというのも、こうしたブランドを真似て作るわけですから。
今年の秋冬の流行は・・・というのも、みんなこういうブランドのファッションショーで買い付けたものを中国などの安い工場に送り、パターンを起こしていると聞きます。

ブランド、といえば悲しい記憶が蘇りました。
カルティエとフレッドの指輪を一昨年失くしたのです・・・それから一切指輪は付けなくなりました。もう十分に働いてくれて去っていってくれたのだと思って諦めましたが、金額は両方で60万円以上なんだから金額だけを考えるとブルーになりますよねぇ。。。

ところで安いブランドも日本に1号店を出す、となれば六本木でも丸の内でもなく、やはり銀座なんだというのは、銀座という土地の持つステータスとブランド力のアピール以外ないでしょう。

最近の銀座は少数派のお金持ち中国人が押し寄せ、銀座でブランド品を買いあさっているのだとか。
銀座でブランド品を買うと、銀座で買ったという証明するステッカーなんかがあって、偽物じゃないという証明になるそうで、中国人が殺到しているそうです。
今、日本の景気は悪くなる一方でオリンピック効果もある中国人のバブリーさが目立ってきているように思います。そのうち、本場パリのブランド店も一時日本人で埋め尽くされ、現地の販売員たちが辟易していたのも、北京語で埋め尽くされるかもしれません。

ブランド。人って着ているレーベル(ブランド)じゃない。自分を磨こう、というメッセージに感動したSEX&THE CITYだったけど、ブランド品から享受するパワーというのはやはり身に付ける人を輝かせる事が出来ると思う。だからやっぱり、ブランドに負けないような人でいる努力が必要なんだね。
そういう人は、H&Mを着ていようと、ブランド品であろうと輝いている、と思うのだ。
うん、きっとそうだと思う。

2008年9月12日金曜日

香りの記憶

去年からこの香り。
少し甘くてフルーティーなこの香りは、アメリカを一緒に旅して一人不安になるような時も支えてくれたと思う。だから、この香りを嗅ぐとセドナやアビキューなんかの、あの、荒涼とした大地が目に浮かぶ。

昨日86のついた番号から着信があった。
海外から。知らない番号だけど、出てみた。
こういう時、ドキドキする。名前を言わない。でも、声の記憶はある。絶対にあの人だと。。。

「Do you remember me?」違う人の名前は浮かびっこないんだけど。
1年以上もなんの音沙汰もなく、そのままだった。昔の彼。

今、中国にいると言う。
何故、突然電話してきたの?と聞くと私のことを考えていたと言う。

どこかで何かを見て、ふと私の事を思い出したのか。
なんだか不思議。
だけど、世界中のどこかで私を思う人がいてくれるその事は 心がなんだか温かくなる。

ついに彼の部屋で着る事もなかった。持って行って、と頼んだ私のTシャツ。
それを捨てる時、彼はきっと私を思い出したのだろう。

電話の後で、彼のつけていた香りが ふっとした。そんな気がした。

2008年9月11日木曜日

少しだけリッチ

自分のステータスというのは、自分で作り上げていくものなんじゃないか、という話。
例えば、素敵なレストランやバーに入った時に気おとりしないとか。
おどおどしないとか。 そんな事でもある。

なにをもってして贅沢なのか、というレベルには個人差はあるけれど自分の中の範囲を少し上げるというのは心にも余裕が出て、人間としてのステータスも少し上がるように思う。

この間、足がまだ少し痛いのだけど買い付けに出掛けてみたものの、まったくの空振り。
でも、街に出てしまうと関係のないものばかり買ってしまう。そんな買い物の中で、少しだけリッチに買ったことのないお菓子を買ってみた。

国産栗 『渋皮栗納糖』5個入り1,000円。
『第24回全国菓子大博覧会 農林水産大臣賞受賞』と、なんだかよくわからない『大博覧会』で賞を取っている小さな帯まで貼られていて、どっしりした渋皮をまとった栗を見たらちょっと贅沢しても良いかな。なんて思って買ってみた。まぁ。味を知る。という事でも良かろう。

味を知っている、というのもリッチさの1つの基準であると思う。イタリアンでよく使われる食材を知らない人を見たりすると、「いったい普段何を食べているんだろう?よっぼど切り詰めているのかしら?」なんて思ってしまう時がある。

大人になると量より質を選ぶ。
ティーンや育ち盛り、食べ盛りの20代ではないから、食べ放題なんて行かない。
そもそも個人的にバイキング、というのが嫌いだ。
人が右往左往しているところに並べられている食べ物にはホコリがかぶっていそうだし、熱いものが熱いうちに食べるんじゃなくて、なんとな~くぬる温かくて美味しくもない。
大人は高くても美味しいものを少しだけ。これがいい。

少し自分を上げるのに何を利用するか、次はここに行く、とか決めておくのも楽しいもの。
私の友人F君はリッツカールトンのスウィートルームに奥さんと泊まったり、結婚記念日とかには超有名で予約がないと入れないフレンチレストランにお洒落して出掛けたりして自分を上げている。(私もF君のような大事な記念日に気の効いたお店に連れてってくれる旦那さまが欲しい・・・^^)

少しだけリッチ。自分のレベルを上げてみよう。
洋服も全部古着、ジーンズだと厳しい。大人はそこにブランドを一点取り入れたり、時計はロレックスとかきちんとした物を合わせるべき。そうすると汚らしくならないのでこれはお薦め。

知ってる。知らない。これは好き。嫌い。
大人になると自分の基準値がはっきりしてくるもの。他人から自分はどう思われているか見えないからこそ、少しずつ上げていく努力って大切なんですよね。

2008年9月9日火曜日

化粧を変えてみますか?

目力、と言えばこの方の右に出る人はいないでしょう。
オードリー。いつ見ても素敵ですよね☆

ライブの時は普段よりも濃い目にお化粧をします。
目力UPでマスカラは3重塗り^^笑。
この間はマスカラを忘れて、隣で化粧をしていた仲間に借りた大手M社のボリュームアップマスカラに思わずビックリ!
すごいつき!
ひじきに(意味わかります?)ならず、バチバチ!

まつげがパッチリすると顔も華やかになるものです☆
つい先日これと同じ商品開発の依頼があったもので、メイク用品専用に研究している会社は違うな、と仕事人の目から思った次第です。

「まつげエクステンション」でキーワード検索すると、すごいスポンサーの数でこれまたビックリ!サロン別価格ドットコムのようなサイトもあって、普通にエクステンションやまつげパーマをかける人が多い時代を感じさせますね。そういえば、先日とある会社さんに伺った時、受付の女性のまつげがすごいつけまつげで下を向くと真っ黒。バサバサ言いそうなくらいで、これもちょっとビックリした!

私は小さい時からまつげが濃くて髪もくせっ毛なので、まつげもクルンとカールしている。

だから、ビューラーというものを買った事が一度もない。というより使う必要がないのである。
よく挟んではまつげが抜けちゃうんだってね。可哀想です。

化粧。女性の身だしなみ、と私は思う。
それから、その日の気分でアイシャドーを変えたりと気分転換にも一役買っている。
まつげのカールや量の多い少ないも女性の心を大きく左右するものなのだと思う。

化粧の仕方も時代とともに変わっていく。
昔のままの化粧でいる女性をよく見かけるけれど、少しだけ眉を細く整えたり、色を変えたりして時代に合わせてみて、自分を少しだけ変えてみると新しい自分に出会えるかもしれないね。

さぁ。秋の気配漂ってきた今日この頃。化粧も秋らしく深みのある色でメイクしてみますか?

2008年9月8日月曜日

Japan Gospel Festival2008の報告


先週の土曜日に行われたジャパン・ゴスペル・フェスティバルは大好評で幕を閉じました♪

たくさんのお客様に来ていただき感謝です♪
2週間前に骨折した足の腫れもだいぶ引き、多少の痛みはあったもののやはりステージに立つと忘れてしまうものですね^^
ステップに手拍子といつも通り(笑)ノリノリになってしまいました!

いやぁ。今回のライブは今までで一番の出来だったと思います!
そのくらい気持ちよく歌えました!!
朝から準備にリハーサルと忙しくあっという間に過ぎた一日でしたが、本当に良い思い出になりました。
今回嬉しかった事が2つ。
1つはライブが終わり、見てくれていたお客様が
「すごく良かったです!感動しました!是非、今度歌いに行かせて下さい」と言ってくれた事。
私たちの歌がうまい下手という事ではなく、きっと一人ひとりの想いが声のパワーとなって、聴いてくれた人の魂に響いたのだと思います。
もう1つは私が東京の父母と慕っているおじさんとおばさんが見に来てくれた事。
2人には子供がないので、私の事をまるで子供のように心配してくれます。そんな2人に初めて私のステージを見てもらう事が出来ました。親孝行が出来たようでうれしいのです^^
新宿文化センター大ホールという大きな舞台に立つ事は私達のリーダー、タイスケさんの夢であり、そして私達の夢であり、そのライブまでいろいろとありながら無事このイベントを終えられ、感動とこんな素敵な仲間と出会えた事に改めて感謝の気持ちが一杯です!

人との出会いの奇跡に感謝する。
ニューオリンズでタイスケさんとラッパさんとの出会いがあり。
新潟から東京に転勤となったKenjiさんがいて、東京にもタイスケクワイアーを持とうという小さな願いは最初3人、今年3年目でこうして30人以上のクワイアーに発展した事の奇跡。
あきらめないんだ。ぜ~ったいにあきらめない、とI don't feel no way tiredの曲紹介の時に、タイスケさんが話してくれたこのいきさつは泣けました。
こうして一緒に歌える事がうれしくて。
仲間って良いな。本当にありがとう、と言いたいです。
このブログを読んでくれている人へメッセージ(クワイアーで歌う曲の歌詞を引用)
I don't feel no way tired(私は絶対にあきらめない・人生もそう心がけて)
You can see the light! in the dark vally of sadness.
Be joyful always, keep on praying
(たとえ深い悲しみの谷にいようとも いつも感謝して 祈り続ければ いつか必ず 明るい未来がある)
私の大好き♪な歌の1フレーズ。
お聞かせできないのが残念ですが、たとえ辛くても、たとえうまくいかなくても、
You can see the light! ♪
I don’t feel no way tired!♪ 
この言葉を胸に刻んで 口ずさんで欲しい。
いつか明るい光がきっと  あきらめないでいこう

2008年9月4日木曜日

マヤ・ボリビア巡礼の旅

いよいよアイルさん達はマヤ・ボリビア巡礼の旅に出発です。
以前お知らせいただいたスケジュールでは4日22時にリマ空港到着だったので、もう出掛けてしまったか不安だったのですが昨日の午後「いってらっしゃい」メールをしたらすぐに返事が。明日の夜中出発らしいです。間に合って良かった^^ 
アイルさんはアリゾナ州セドナに住んでいるので、日本時間では明日の朝くらいに出発するのかも知れないです。私は予定がすでに入っていて断念。でも、祈りのサークルを広める活動を少しでも出来たら、と思っています。そのため、この長老と行くマヤ巡礼の旅のお知らせをさせていただきます。


南北アメリカが統合され、世界中に平和がもたらされるという予言にもとづいて行われる祈りのサークル。日本時間では9月16~19の4日間。お休み前に、ふと思い出したときに世界に平和がもたらされるように心静かにお祈りをしましょう。
よろしくお願いします。

以下
8月8日のメルマガにてお知らせしておりましたので、一部コピーして告知させていただきます。
【reset通信】vol.5 マヤ・ボリビア巡礼の旅

先日、セドナにいる知り合いアイルさんから【長老と行くマヤ・ボリビア巡礼の旅】という知らせが届きました。(ICA主催)今回は、その内容を共有します。
この催しは大きな流れを生むことでしょう。
きっと、どこかで話題に触れる機会もあるかと思いますが、そんな時、「それ知ってる」と言えちゃう。
ちょっと自慢にもなれますね。笑。私もこんな機会はめったにない!というお誘いで、途中参加しようか検討中!
実は、当店のストーンのほとんどはこのアイルさんのところからやって来ています。(セドナでは世界中のストーンが集まるビッグカンファレンスが開かれます。)アイルさんは、普段セドナでスピリチュアルガイドをしていますが、マヤの神官と一緒に日本に来て祈りを捧げたり、宇宙とリーディングしたりと活動を続けています。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆  
    ペルー~ボリビア 巡礼の旅<2008年9月4日~9月24日>             
             参加のご案内について
~∞~∞~∞~∞~∞~∞~∞~∞~∞~∞~∞~∞~∞~∞~∞~∞~∞~

2007年3月に南米ペルーで催された長老たちによる平和への祈りの集いの第2段として、2008年9月に南米ボリビアにて、北・中央・南アメリカの長老たちが集まり平和への神聖な祈りのサークルが催されます。 コンドルとイーグルが再び一緒に空を飛ぶとき、南北アメリカが統合され、世界中に平和がもたらされるという予言にもとづいています。(コンドルは南アメリカの象徴、イーグルは北アメリカの象徴) 長老たちは、このボリビアでの神聖な祈りのサークルに向けて、アマゾンのジャングルペルーのマチュピチュ・チチカカ湖などの聖地を巡礼して行きます。ICAはこの祈りのサークルをサポートするとともに、世界中の人々にこの祈りに参加することを呼びかけています。
※ぜひ可能な方は、現地でこの祈りに参加してください。
※現地での参加が無理な方は、ぜひご自分の国で祈ってください。
祈りのサークルは日本時間の9/16~19の4日間です。よろしくお願いいたします。

■■ ICAとは・・・  ■■
先住民文化と伝統の架け橋として、子供たちのための将来を構築することを役割のひとつとして1988年に創設されたアメリカの非営利団体。安全で健康な場における文化と癒しの交流を行うため、北・中央・南アメリカ、オーストラリア、ヨーロッパを通して、ICAは癒し、集会、儀式、ワークショップ、リトリート、聖地巡礼を提供している。 地球とともに人間がより人間らしく生きるために、世界中の個人や団体とネットワークをつくりあげながら活動することで、地球全体が変容していくことに目的をおいている。
──■□主催 □■──
◎Institute for Cultural Awareness (ICA) ─ www.earthworksforhumanity.org
──■□ 応援 □■──
◎Earth Works For Humanity(ICAの一部として活動している団体) ─ www.ica8.org   ◎Sedona Dolphins(日本とセドナの虹の架け橋として活動) ─ www.sedonadolphins.com

2008年9月3日水曜日

飛躍の前

昨日のプレゼンでは思った通り、振り出しに。
コンセプト固めは一番大切なところだし、そこが決まらなければどういった成分を使用して商品を作っていくのか見えない。
売り方は?マーケティング戦略は?
と広がっていかないので当然と言えば当然。

ずっとやってきた案件だけにちょっとがっかりだけど、時間がかかって当たり前。
今はまだすぐに商品化しない、というただ単に一つの結果が出ただけの事。
まだまだ動いてやっていこうと新たに決意する事が出来た。

そんなわけで、頼まれた資料作成の傍ら、昔使ってた資料を見てみた。
久しぶりにファイルを開けると、うん。うん。とうなずけるものばかり。
仕事上でも、もちろん私生活でも活かされる事だと実感する。なのでここに書いておく。

●誤解は必然。理解は偶然。つもりの自分とやってくれているだろうという上司。
●コミュニケーションとは、相手が話したい事を話し、相手が聞きたい事を聞く事。
自分が聞きたい事を聞いて、話したい事ばかり話しているのが現実。
●トラブルの元は全て自分(私)中心
●水は上から下に流れる。文句は下に溜まったまま。下に溜まった水をキレイにする浄化が必要。

努力の割に結果が出ない事がある。
ほとんどそうなんじゃないかな?と思ったりもする。
でも、そんな時は神様が用意してくれた飛躍の前の準備の時。あきらめずチャレンジ。
急上昇の時が表れなくとも、無駄な事はない。なぜならそこに『学び』があったから。

お店と化粧品関連の二足のわらじを履かせていただいているこの事に感謝!
何故だか、熱い、熱いものが込み上げて来て、やったるぜ!の思いが一杯なのでした^^

2008年9月1日月曜日

Burning Man2008終結の日


今年もBurning Man(バーニングマン)が終わります。
私もいつか必ずネバダ州にあるBlack Rock Desertに行ってみたい!!
この夢のような祭典に心惹かれるのは私だけではなく、1年のうちこの時だけ突如として砂漠に現れる街に世界中のアーティスト達が4万人以上も集結し、1週間を過ごします。
もともとBurning Manの始まりは、サンフランシスコに住む若い男性が振られた女性への腹いせに海岸で人形を焼いたのがきっかけ。それが今ではサンフランシスコから場所をネバダ州の砂漠に移し、過酷な1週間の間、参加者達は想い想いのアート作品を作っていくのです。
ここでの決まりは、眺めているだけじゃダメ!一緒に参加する!
アートがダメなら、身体をアートにして踊ったり、盛り上げなきゃダメ!
昼の砂漠に照らされるすさまじい太陽の陽射しと強い風に負けず、外部と遮断されてすごすこのフェスティバル。
生きるって事に意味が見出せないでいて、人を刺したりする日本の若者よ。
自分の本当の力を自力でヒッチハイクでもして、行って来てみてはどうだろう。
『何か』は必ず、見つかるはず。
ま、そういう何かしようっていう思いも浮かばないから犯罪に走ってしまうのかもしれないけど。
健康で食べるものに不自由もせず、親の籠の中でぬくぬくしている平和ボケの日本人に、熱いこうした祭りを感じてみちゃあどうかと思う。
私は、と言えば、Burning Manに心惹かれるのは、ここに参加している人たちのこの突き抜け感。
人生を諦めない、明るさ。楽しもうっていう、その心意気に同じ匂いを感じずにはいられない。
「何で何もない砂漠に行かなきゃいけないの?」
真面目に興味のない人はそう言って終わるだろうけど。
だから。。。
自分の想いを作品にして、世界中から集まる人たちと交流を持って楽しめるんじゃないのか。
1年の間のほんの1週間、砂漠で過ごす『夢』のような時間が、その残り生きていく糧になるってあると思うんだ。
今年のBurning Manに参加した皆さん お疲れ様でした。
私もいつか必ず参加する!!