2008年9月11日木曜日

少しだけリッチ

自分のステータスというのは、自分で作り上げていくものなんじゃないか、という話。
例えば、素敵なレストランやバーに入った時に気おとりしないとか。
おどおどしないとか。 そんな事でもある。

なにをもってして贅沢なのか、というレベルには個人差はあるけれど自分の中の範囲を少し上げるというのは心にも余裕が出て、人間としてのステータスも少し上がるように思う。

この間、足がまだ少し痛いのだけど買い付けに出掛けてみたものの、まったくの空振り。
でも、街に出てしまうと関係のないものばかり買ってしまう。そんな買い物の中で、少しだけリッチに買ったことのないお菓子を買ってみた。

国産栗 『渋皮栗納糖』5個入り1,000円。
『第24回全国菓子大博覧会 農林水産大臣賞受賞』と、なんだかよくわからない『大博覧会』で賞を取っている小さな帯まで貼られていて、どっしりした渋皮をまとった栗を見たらちょっと贅沢しても良いかな。なんて思って買ってみた。まぁ。味を知る。という事でも良かろう。

味を知っている、というのもリッチさの1つの基準であると思う。イタリアンでよく使われる食材を知らない人を見たりすると、「いったい普段何を食べているんだろう?よっぼど切り詰めているのかしら?」なんて思ってしまう時がある。

大人になると量より質を選ぶ。
ティーンや育ち盛り、食べ盛りの20代ではないから、食べ放題なんて行かない。
そもそも個人的にバイキング、というのが嫌いだ。
人が右往左往しているところに並べられている食べ物にはホコリがかぶっていそうだし、熱いものが熱いうちに食べるんじゃなくて、なんとな~くぬる温かくて美味しくもない。
大人は高くても美味しいものを少しだけ。これがいい。

少し自分を上げるのに何を利用するか、次はここに行く、とか決めておくのも楽しいもの。
私の友人F君はリッツカールトンのスウィートルームに奥さんと泊まったり、結婚記念日とかには超有名で予約がないと入れないフレンチレストランにお洒落して出掛けたりして自分を上げている。(私もF君のような大事な記念日に気の効いたお店に連れてってくれる旦那さまが欲しい・・・^^)

少しだけリッチ。自分のレベルを上げてみよう。
洋服も全部古着、ジーンズだと厳しい。大人はそこにブランドを一点取り入れたり、時計はロレックスとかきちんとした物を合わせるべき。そうすると汚らしくならないのでこれはお薦め。

知ってる。知らない。これは好き。嫌い。
大人になると自分の基準値がはっきりしてくるもの。他人から自分はどう思われているか見えないからこそ、少しずつ上げていく努力って大切なんですよね。

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