大切なもの

今日は真夏のような暑さだった。
あさっては父の命日であるので、今日は午後の打ち合わせを終えて早々に実家のある伊豆へ帰ってきた。父が死んで3年。月日が経つのは早いものです。

うちの家族は母と姉と私の女3人だけなので、仲が良い。
私が実家に帰るというと姉は仕事をわざわざ休んでくれたりして一緒にすごす時間を作ってくれる。

わがまま、好き放題して心配かけてばかりの私は、改めて家族の優しさに感謝する。

数ヶ月前、私たちの関係は少しギクシャクしていた。
昨年仕事を辞めて会社を作ろうとしている、その自分たちの理解を超えた私の行動に対し、田舎の人によくありがちな、理解するではなく臭いものには蓋をするみたいに、否定的な意見や冷たく突き放した言葉などばかりだった。そんなことから自然と私も自分の想いを伝えずに、突っ張って母や姉に反発したりしていた。

そうした状態がしばらくあって、やっぱり、思った。
私にとってかけがえのない家族とはきちんと和解しよう。
私の想いをきちんと伝えよう。

「私はみんなに私の事わかってもらえなくて本当は寂しかったんだ」
そんな事を話したように覚えている。その時、姉も泣いていた。

人との付き合いの中で、自分が傷ついた事は良く覚えていても、自分が傷つけたことには気付かないでいる。「あなたが○○したから！」「あなたが私の言うとおりにしてくれなかった」
というメッセージではなく、「私はその時、こう思っていた」と自分の気持ちをきちんと伝えていくとお互い分かり合える可能性が高いと、この和解の後で聞きました。

大切なものをなくしてしまう前に、人のせいにしないでその人すべても受け入れて、素直に自分の気持ちを伝える「努力」をしていきたいものです。

こつこつと

融資を受けなさい！と電話でまくし立ててくる友。
ありがたい。心配してくれるその心はありがたい。

先日、一年半ぶりに会った友人は私の起業に対して、どこからか上から目線と私の無知を自覚させるような批判的なものが言葉の端々から感じられた。
起業して2年目のその人は、会社の業績が良くなく、知人の会社の手伝いやアルバイトをしているという。夢を語る私に対して、優しい応援してくれる言葉もなかったが、自分の敗北感や後ろめたさ、這い上がるという想いから来る攻撃性なのかそれも理解する。
優しい言葉だけではなく、厳しい言葉を言ってくれる人の方が大切なのだが、その時はその裏にある優しい心が感じられなかった。でも、それもわかる。私も人の成功を願う気持ちになれないときもあるのだから。

こういう事は別に今、始まった事でもない。みんな他人は勝手なことを言うのである。
だれかれそういった嫌な、心がザワザワさせられるような出来事はきっとあるはずだ。

目指すものが何であれ、必ず障害が現れる。
障害にあった時、何を目指すのか、もう一度考える。

一つ一つ、こつこつと
その歩みは小さくとも　一歩ずつ確実に前に進んでいる　
自分を信じる強い意志を持とう
　

何を目指すのですか？

昨日の打合せの話の流れで、題して「新月のPower Lunch会」を企画。早速、今朝からいろんな知り合いの方へご連絡をしたところ、皆さんの反響すこぶる良く♪うれしいですねぇ。

それで昔の上司へも連絡をしたところ、今回はサンディエゴで参加できないが次回は是非誘って下さい、との返事が来た。会社登記申請のお知らせも兼ねて連絡したのであるが、彼のチェックどころはさすが、大手企業の社長だっただけあって、むむっ、と考えさせられたのである。

「起業、おめでとうございます。どんな事業で何を目指すのですか？」

常日頃考えていますよ。そりゃね。起業する事が目的ではないと。
企業を存続させる事。これが社長の務め。
して、何を目指すのか？と聞かれた時に、ぱっと一言で返せるワードが見つからない。
上司をぎゃふんと言わせたい、という欲望がむくむくと顔を覗かせるも、出ない。

あ～。
これじゃいかんな～～。と思う。

でも、こんな風にハッ！とさせられる人がいてくださる事に改めて感謝。
何を目指すのか。乳がんの方たちの下着と言えばうち！そのトップ・オブ・マインドを目指すぞ！
そして、この話は6月4日のLUNCH会でも発表しよう！参加されるみんなをハッ！とさせなくっちゃ。

Mother's day

今年は母の日が始まって100年目の記念の年だそうです。

私達は母なる地球という星で、お母さんから生まれました。
こうして生きているのは、そう、お母さんがいてくれたから。

好きで生まれてきたんじゃない！なんて生意気な事を言ったりしたっけなぁ、と若かった頃を懐かしく思い出す。小学校の頃の母の日は赤いカーネーションが学校から配られた記憶があって、お母さんがいない人は白いカーネーションだった。その白いカーネーションを見て、お母さんがいないって事を初めて考えた、と思う。子供の頃はお母さんはずっとずっといてくれるものだと思っていたから。どういう気持ちなんだろうか、とても不安なんじゃないのかな、そんな事を思った。

親のない子供。5月23日にアフリカ・エイズ孤児の子供達が歌うコンサートがあるようです。
日本にも母親のいない子供はたくさんいるけれど、アフリカ・ウガンダでエイズや戦争によって孤児となった子供達を支援している「ワトト」http://www.watoto.com/
の働きの一環で行っているコーラス・グループ「ワトト・チルドレンズ・クワイア」による希望のコンサート
5月23日（金）神奈川県立音楽堂18:30～20:15
チケットぴあhttp://ent.pia.jp/pia/event.do?eventCd=0808284&perfCd=001

孤児の中からオーディションで選ばれた18人の子供達と付き添いエンジニア10人による28人が日本初来日との事。
母の日に、お母さんに改めて感謝を、そして孤児達に愛と支援を。

こうして生きているこの奇跡に、お母さんありがとう。

デジカメ買い替え

あっという間に終わった今年のGW
今はサイトを作ったり、他の仕事は先方の試作品待ちだったりと、もろもろ準備段階であるので仕事らしい仕事をしていないから、休みもあんまり関係ないのだけど、世間はみんなお休みということもあって友人と会い、飲んで食べて、と過ごした数日間でありました。

その飲んで、食べて、の合間に買い替えました。デジカメ。
それまでのデジカメは、ジュエリーやストーンを接写で撮影しても画素数が高くないから全く仕上がりが美しくなく、気になっていたのです。接写がきれいだと聞いた会社のも見てみたのですが、私が買い換えたのはそれよりも画素数が高く、大きくしてみた時の色のきれいさが違ったのと、GWセールということで安くなっていたこと。それに、デジカメの下取り金額を差し引くと思っていた金額よりもかなり安く買える計算になったので、思わず購入してしまいました！お得な気分です。まぁ、結局はお金を使っているのに変わりはないのですが、必要なものなのでよしとしましょう。

まだ使ってませんが、カメラでずいぶん仕上がりが変わってくるから使いこなせるように、まずは触って、ちょこちょこ撮ってみようと思います。
ちなみに下取りはカメラのみでケーブルも説明書も何もいらないのだと。。
再生、されるのか。廃棄処分なのか。ちょっと気になりました。
再生が地球に優しいのか、廃棄が優しいのかどうなんでしょう？
リサイクルするのには新しく作るよりとてもお金もかかるし、CO2もたくさん排出しそうだね。でも、土に戻らないものを廃棄するのはやっぱり地球に優しくない、なるべく再生された方が良いと感じてしまいますね。

五月晴れ

数日天気の悪い日もあったけど、昨日も今日も穏やかな五月晴れですね！
私は1年の中で一番この季節が好き。
暑くもなく、寒くもなく、長袖シャツ一枚で過ごせられるのが良いし、何しろ生ビールも美味しく感じる。
おしゃれの出来る冬も素敵なんだけど、寒い、という感覚は何となく物悲しい気持ちになってくる時があって寂しいんだけど、天気も晴れてさわやかな風が吹くこの季節は物悲しい気持ちになっていたとしても、青い空を見上げていると、そんな気分もどこかに飛んで行ってしまいそう。

いろんな花が咲いて、鳥が鳴いて、昆虫達は愛を囁き合う。
自然って素敵。

とても暑かった数年前の5月。毎週行ってた父の病室。
今はいない父を思い出す5月は、死と再生を考えたり、感謝したり、何やらいろいろ思い出したりする。
そういう区切りとして5月に会社を創立することに決めていた。改めてハングリー精神でやってかなきゃ！と決意した出来事があった先週。その気付きが持てて良かった、と実感する。下げちゃダメです。
自分であきらめたらダメなんですね。