2009年6月24日水曜日

燃える夕日

昨日は陽射しも強く、真夏のような暑さから一転。
今日は過ごしやすく、少し肌寒いくらい。
天気が変わりやすい梅雨ですね。
こんな梅雨の合間の夕焼けは、時としてあたかも山火事のように空を赤く染めることがあるのです。
赤から薄いピンク、そして、グレーへ。空の色は刻一刻と変化する。

今日は夕日の写真をUPします☆


エアポートメサからの夕日


みな 思い思いに瞑想したり 歌ったり ダンスをしたり 
メサの上に寝てエナジーを受けていたり・・・する
今日の日に感謝・・・自然とそんな気持ちになってくる
※SEDONA アリゾナ州セドナ 


ホワイトサンズに沈み行く太陽。
風紋。夕日が照らす白い砂。白い砂漠はどこまでも続くように見える。

地平線まで 真っ白。
私以外 だれも いない。太陽だけが 私を見ていた。
※WHITE SANDS ニューメキシコ州ホワイトサンズ

2009年6月23日火曜日

メッセージ&プレイリスト

新型インフルエンザの患者数が増えているみたいですね。
「マスク売り切れました」という貼り紙をドラッグストアで目にしますが、先日メッセージを聴いたアーサーホーランド牧師は「マスクなんかつけるな!と俺は言いたい!ウィルスなんて寄せ付けない体になれよ!と言いたいね」と言っていた。確かに!気合だ!っていう訳ではないけど、マスクなんてしてもなんも変わらないよね。

アーサーホーランド牧師は不良牧師として名が通っている。
愛車のハーレーに乗って全国伝道の旅へ。また、一人白いスーツを着て新宿アルタ前で道行く人に伝道していた、という話も。それで有名になって『笑っていいとも』にも出たりしていたらしい。
髪を後ろでひとつにしばって、シルバーのアクセサリーをいやみなく身につけ、豹柄のシャツにジーンズという出で立ち。知らない人が見たら「なんなんだろ、あのおじさん」と思うくらい強烈な個性。熱いハートを持っている。とっても素敵な方。

メッセージも非常にわかりやすく、温かい彼の人柄が出ていた。
「私たちの光は内側にある。そのように神様は私たちを創った。
私たちは見えるもので判断する。

見えないものは 根っこ。
でも、私たちの目。
その光から、その根っこは他人に見えているものである。

人生には 長い長い成長期間がある。
バイブルにあるように
良い実をつける悪い木はなく。悪い実をつける善い木もない。
私たちはどういう実をつけているのか。
自分自身に問うて、生きていきたいものである。

愛のメッセージを与えて。豊かさを感染させる生きかたをしていこう。
アーサー牧師のメッセージから、私はこんなことを思ったのでした」

時々、こんなことしてなんになるんだろう。と思う。
実家に越して、姉がいなくなったことをしみじみと感じて、悲しくなってくる。

田舎に。。。
家族との暮らしは良いけど、なんとなく慣れない。。。
そんな 私が いるのです。

・・・でもね。やっぱり、今、生があることは素晴らしいことなのだと思うと、光を、まわりを光で照らす生き方をしていこう、と心深く思うのであって、なにを成すべきなのかを問うて、笑って生きていこうと、そう思うのであります。
さて、聖の私の思いはこの辺で。笑。

6/12三宿Dragon SOULで回したプレイリスト♪今回は90年代が好きな友達のために音をセレクト♪

1.Doo Wop(That Thing) /Lauryn Hill
2.Like Mavin GayeSaid(What's going on) /Speech
3.No Scrubs /TLC
4.Gettin'Jiggy Wit It /Will Smith
5.Burg Me a G(Featuring Natasha Walker of Y.N.V) /Thug Life
6.Rising To The Top /Blackness Allstars Featuring Lisa Nilsson and Desmond Foster
7. Side 2 Side / Miguel Migs
8.I can't go for that(No Can Do) /Daryl Hall&Jhon Oates
9.Uncle Bubble /Ming&FS DJ.Kensei
10.Music /DJ.Diz
11.Are you using me? /Luther Vandross Master at Work
12.Guess You dindn't Love me /Terri Walker
13.RESET /OUTCAST
14.I know /OMARION
15.Nice&Slow /Freddie Jackson
途中が漏れてる感じがしますが、Hip Hopあり、Houseあり、R&Bありないつもと変わらずこんなセレクトでありました。

時には田舎も良いよね。とは、都会で暮らす人が言う言葉なのだと感じるこの頃。
酒もタバコも相当いっていた昔の部下が両方止めた時、なにか体にひとつは悪いことをしてないと嫌!と言って、ものすごい苦いコーヒーを「苦い!苦い!」と言いながら飲んでいたっけ。

その気持ちわかるなぁ。
「あの人、真面目でいい人なんだけどねぇ」という感覚に 近いものもあるなぁ。

2009年6月22日月曜日

写真集

写真集が好き。

いろんな国や昭和の時代の子どもたち。
土門拳田沼武能 2人とも子どもを撮っている。
ファインダーを覗くその先に愛を感じる。

行きたい。行きたい。と思いながらまだ出掛けていない土門拳記念館は『おくりびと』の撮影地、酒田市にある。一人旅もアメリカばかりでなくて、日本も悪くないな、と思うこの頃。
日本には私の知らない土地がまだまだたくさんあるのだ。

魚の写真。
海の写真。花の写真。
巨大なダム。廃墟。レコードジャケット。フライヤー。
どれもデザインのヒントになったり、インスピレーションを与えてくれているもの。

父は癌になる数年前から写真が趣味だった。
亡くなる少し前には光の国に近づくからなのか、とても腕を上げ、市の文化賞などを受賞したくらいだ。
とても高そうな一眼レフカメラやレンズ。三脚など、今も大事に取ってある。
いつか、父の一眼レフで写真を撮ろう。そんなふうに思っている。


アルフレッド・スティーグリッツジョージア・オキーフの絵画をアメリカに広めた人物。
後にオキーフの夫となった自身もカメラマンであり、画廊291のオーナーだった。彼は、女の社会進出など考えられなかった1920年代。オキーフの絵を初めて見たとき「ついに女の画家が出た!」と言ったという。

2人の関係性が見て取れるスティーグリッツが写した若き日のオキーフ。
オキーフの裸体。
顔。
指先だけを写したもの。
どれもが美しい。

ニューメキシコ州アビキューにあるオキーフが暮らしていた家。ここに行くことが一人旅の目的でもあった。
後年のオキーフは年老いた夫を一人ニューヨークに残し、たった一人でこの地に暮らし、多くの絵を描いたのだった。手の届きそうな青い空。乾いた大地。アビキューは標高2000メートル以上の場所にあり、天に近い。そんな場所。

目を閉じれば思い出す、アビキューの風、どこまでもまっすぐに伸びる道。黄色や赤い岩山。

この土地に来ると、なぜ彼女が一人でここに暮らしていたのか、わかる気がする。
アビキューが恋しい。最近では望郷の念に強いものがある。
なにもない。それがなにものにも変えがたい。

2009年6月21日日曜日

あじさい祭

下田公園のあじさい祭に行ってきました。

紫陽花は何色?と聞かれてもたくさんあって、一人一人が好きな色を答えても、誰もが、その色も素敵ね。と言える一種独特の花ではないでしょうか。
わが家でも白と紫。白とうすピンクのガクアジサイがキレイに咲いています。今年はたくさんのキレイな紫陽花に楽しませてもらっていて、このブログにも店長日記にも、もう何度も載せています。

この紫陽花は花びらのひとつひとつが丸くなっていて、ちょっと変わっていますよね。


伊豆の下田公園のあじさいは日本でも1,2と呼ばれるくらい有名なのだとか。
私は初めて訪れましたが本当にひと山、たくさんの色の紫陽花が道の両側を彩り、キレイでした。

下田という町は、ペリー来航の黒船祭(毎年5月15~17日)が有名。
日本の開港地だった面影が残る、熱海とも伊東とも違う独特の雰囲気がある町。風情あるなまこ壁の古い家がおしゃれなカフェやBarになっていたりしておしゃれ。

海の色が違います。緑がかっているというか、とっても透き通ってるんです。こんな岩(奇岩)のある景色が南伊豆の海の特徴。バケツを持ってきて海であさりを取って帰っていく人をよくみます。お味噌汁にでもするのでしょうか・・・贅沢ですよねぇ。

伊豆白浜にはお休みだからか、練馬ナンバーとか東京からの車が多く止まってましたね。サーファーが海に黒いラインを引いていました。夏休みに入る前のこの時期、それから9月が海が混まなくてサーファーには良いシーズンでしょう。
波乗りでなくても、ドライブだけでも。海を見るだけでも。

なんだか海は和む。

Photo:弓の形をしているので名づけられた「弓ヶ浜」(下田より車で約20分さらに南下)

2009年6月19日金曜日

捨てられない雑誌@My Room

実家に越して、そろそろ一ヶ月が経とうとしています。
早いですねぇ。

段ボールはキッチン用品の入った数箱を残すのみであとは全部出すことは出し、取り合えず押入れにしまい込まれた洋服や小物類をお気に入りの定位置に整えていく作業をし始めているところです。
そんなわけで、今朝はまったく読まないけど捨てられない雑誌類を整理。
これ、捨てられない本。5冊かな。残しているStusio Voice。この水谷豊若い!日本の70年代はなんだか、かっとんでてカッコいい。


アメリカの週刊誌。Interview Magazineは10年以上前に2年ほど取り寄せし、定期購読をしていた。
英語は出張や旅をして何となく話せるようになったり、読めるようになった今があるけど、その頃はなんとな~く流し読みをしていたわけで、というよりも、日本の雑誌では見られない広告の類、見られないアクターやアクトレスのインタビュー記事がいかにも「アメリカ」という感じでいつも届くとワクワクして見ていた。
今でも大好きなイラストレーターGraham Rounthwaiteはこの雑誌で知ったし、一番お気に入りはカラーコピーして見栄えもよく、きちんと伊東屋で額に入れて美しいアートとなっているのであります。
惜しげなく使いました。破けてた襖にGraham Rounthwaite☆こちらは左。
右側はサンタフェ・アビキューの地図とオキーフ☆こちらもお気に入り☆

オキーフの本はたくさん持っています。それからターコイズなどインディアン系の本。インディアンに伝わる昔話の本などなど。


本は時々、読みたくなる。
なんとなく懐かしさにかられて、眺めたくなる。
古いものほど大事にしておきたいものですね。

2009年6月17日水曜日

久しぶりのライブ参加

あっという間にもう今日は水曜日なのですね。。。
疲れが出たのでしょうか。なんだか風邪を引いてしまい、鼻水がずるずるです。結構、すぐに風邪を引く体質なのです。
体が地元に慣れずに、東京に行ったり来たりは変わらずで、先週末は怒涛のごとく時が過ぎて行きましたが、とても満ち足りた時間となりました。

それぞれ追って、また、報告します。

土曜日。
横田基地近くの羽村にあるグッドシェパード教会で知り合いのGOGAさんのコンサートが行われ、その中で私のクワイア、東京Bro.Taisuke Gospel Choirが3曲歌わせていただき、久しぶりにリハに参加。そして、ライブにも立ちました。

グッドシェパード教会は米軍の基地の中にある黒人教会がそのまま出てきたよう。巨漢のやさしそうなパスター(牧師)がいらっしゃってインターナショナルな雰囲気いっぱいです。

たまに日曜礼拝に出掛けていた福生のニューライフ教会も同じように黒人の方たちは優しくオープンでそして、ブラックゴスペルをこよなく愛する私たちにとっては感性が刺激されるところなのであります。

教会に親しんでいない日本人の方はびっくりされると思いますが、アメリカ人の(特に黒人の方は)クリスチャンの方は日曜はイエス様に会う日として一番おしゃれをして教会に来ます。もちろん日本でも日曜は礼拝を行っていますが、そこまでのおしゃれさんはおりません。

おば様は大きなハットを被って、スーツにハイヒール♪パパはかっこいいスーツ♪アメリカ南部では黄色やグリーンのスーツを着ていたりしますね。小さな僕ちゃんもちゃんとパリっと糊の利いたシャツに折り目のついたズボンでタンバリンをかっこいいリズムで打ち鳴らしています。初めての方はカルチャーショックを受けることでしょう。このリズム感をこんな小さな頃から経験しているのか・・・と日本人の演歌のリズムと黒人独特のリズムの取り方の違いって、こんなところからも発生しているように思います。


私たちクワイアのカラーは赤黒なんですよね☆久しぶりに仲間とともに歌うのはと~っても気持ちよかった!!仲間っていいね!いろんなことがあって、なかなか戻れなかったけれども、こうして少しずつ一緒に歌えることが増えるといいな、そんなことを思った土曜日でした。

≪さて、ここからは告知です≫
私のいる東京Bro.Taisuke Gospel Choirのコンダクター、ブラザータイスケ氏が埼玉県鶴ヶ島市でゴスペルワークショップを行います!ニューオリンズの黒人教会で日本人でありながら、現地の人にゴスペルを教えていたBro.Taisuke!!アメリカ南部スタイルに忠実なゴスペルはTaisukeならでは!いえ。Taisukeでないと味わえない!と言っても過言ではありません! 初心者の方も大歓迎!是非、一緒に楽しく歌いましょう♪

*****
鶴ヶ島市富士見公民館 サークル活動地域還元講座 ゴスペル1日体験教室
Bro.Taisuke ゴスペルワークショップ
*****
【日時】
6/21(日) 14:00~ 約2時間(16:30頃終了予定)(13:30に受付開始します)

【会場】
鶴ヶ島市富士見公民館 1階集会室
埼玉県鶴ヶ島市富士見5-11-1 Map
【参加費】
参加費:1000円
中学生以下は無料です。
高校生以上は1000円です。

【参加申込】
こちらよりお問い合わせくださいね!
当日会場にて13:30~14:00に受付を行います。
時間に余裕を持ってご来場ください。

【Bro.Taisukeプロフィール】をご覧ください。
ニューオーリンズの黒人教会で、現地人にゴスペルを教えていた
”The Real Thing" Bro.taisuke。故郷である新潟市、そして隣接する長岡市にゴスペルクワイアを起ち上げました。 そして2006年春、東京でもワークショップを開始。現在に至ります。

【主催】
Olive Gospel Choir
初心者の方も大歓迎!是非、一緒に楽しく歌いましょう♪

金曜は久しぶりにGroovin’ Night@三宿DRAGON SOULにて回しました。
プレイリストおよび、盛り上がり写真は別の日にUPしますね☆

2009年6月12日金曜日

心の平安Peace of mind

関東甲信、北陸地方など昨日梅雨入りしたと気象庁の発表がありましたね。
今朝はしとしと雨が降って、少し肌寒いくらい(ここは山なのでなおのこと寒いのです)でしたが、午後になって雨も上がると気持ち良い陽射し☆
うちの目の前はこんな感じで草がぼうぼうなんです。
大きな桜の木もあって緑が綺麗。
今日の午後は外で日向ぼっこをしながらコーヒーを飲んで、この緑と空を眺めていたら・・・
ふとヨガの木のポーズをしたくなり・・・ほんのちょっとだけ、コアを鍛えました。(鍛えた気分)

その後、また緑を眺めているとふいに絵が描きたくなり、スケッチブックに色鉛筆を出してきて、黙々とクロッキーデッサンをしていたら小一時間も経過していた。熱中すると時間を忘れてしまうね。

心の平安ってお金を出して買えるものではなく、こんな、ちょっとの事で取り戻したりするもの。
自然に触れる、という事を気にしないで生きていたけれど、こうして緑を、山を見ていると、一色ではなく、実にいろんな色で出来ている、という事に気付く。

この世界を創った神様は本当に、真の芸術家。
すべてにおいてパーフェクト。

見て!このガクアジサイの可愛さ。

さぁ。この黄色い花は何でしょう?
わかるかな?

答えは「スイカ」

私、スイカの花を初めて見たよ!これは母の友達が作っているスイカ。
うちの母も畑を持っていて、体が悪いのでこの間から人に貸してしまったけど、おととい育ちすぎた空豆を収穫しに行きました。結構あってね。真っ黒になって固くなっていた殻から豆を取って、水でもどして、少し甘く煮たら、すっごくすっごく^^美味しかった!
手作りって素敵ね!ほっこりしたその味はまさに神様からの贈り物。
種を蒔いて、収穫する。当たり前の事でも、それは本当はすごい事だね!感謝だね☆


今日は最後に友人SAYUさんのイベントを紹介します☆
テーマは、胎教。 今度の日曜で日が迫っていますが、まだ席は若干あるようです。
お時間ありましたら是非、足をお運びくださいませ。

以下はコミュニティのイベント紹介文のコピーです
===========================================
胎教。とはいっても妊婦さんのものだけではありません。
私たちみんなが通ってきた道。
その原点を思い出させてくれるような、心に響く素敵なお話です。
後楽園の長屋カフェさと和さんをお借りして、みんなで地べたに座りながらお茶とお菓子をつまみつつ、素敵な時間をお過ごしください

*******************************
内観(ないかん)~胎教を通して、自分の生の原点を知る~

みなさんは、胎教というとどんなイメージを思い浮かべますか?
おなかにいる赤ちゃんとお母さんとの対話・コミュニケーション・・・そんなイメージをお持ちの方が多いかもしれません。
妊婦さんにしか関係のないお話?そんなふうに思われるかもしれません。

でも思い出して見て下さい。

その昔、私たちも皆、おなかの中から生まれてきた赤ちゃんだったのです。
誰しもみな、胎児からスタートしているのです。

そして今、私たちがこうしてここにいます。

今回のゲスト、國見さんのお話は、そんないのちの原点に返るお話です。
自分の原点を知ることは、これからの人生を大きく変えていく「気づき」につながっていきます。
改めて自分の生まれてきた意味、そして周りの人との関係性について考えさせられる、
そんな素敵な機会になることでしょう。
今まで抱えていたストレスから解き放たれ、ハッピーな毎日へと導かれていくことでしょう!

國見さんのお話の中では、ご自身の出産体験や胎児との対話など・・・
興味深く、心に響く深いエッセンスがたっぷり詰まっています。
また、当日お話される内容は集まった人の波動(オーラ)を読み取って、話の内容が進みます。
どんな内容になるかは、参加される皆さん次第。
皆さんにぴったりのメッセージがきっと届くことでしょう!楽しみにしていてください♪

毎回セミナーを開けば満員御礼になってしまうという、人気のお話会です。
妊婦さんにはもちろん、まだ妊娠の予定のない方にも、出産して子育て中のママさんにも、そして男性の方にも・・・
老若男女問わず聞いていただきたい、いのちのお話です。
ぜひこの機会にご参加ください。

当日は築70年の長屋カフェの空間で、みんなで地べたに座ってゆったりとりラックスしながら國見さんの心地良いお話に耳を傾けましょう。
ご夫婦、カップルでのご参加はもちろん、おひとりでのご参加も歓迎です。
おいしいお茶とお菓子をご用意して、お待ちしております。

<日時>6月14日(日)
    第一部:13:00~15:00
    第二部:16:30~18:30
    ※各回入替制 30分前より受付開始
    ※お話は1時間程度・その後にお茶とお菓子を食べながらお話タイム

<場所>nagaya cafe さと和
    東京メトロ 後楽園駅・都営線 春日駅 徒歩5分
    http://blogs.yahoo.co.jp/nagayacafe (HP)
    http://blogs.yahoo.co.jp/nagayacafe/folder/906799.html(地図)
<参加費>お一人様2000円(お茶・つまみ菓子&ケーキ付)
お子様連れの場合、お子様の参加費は下記のとおりとさせていただきます。ケーキも食べられるお子様にはお出しします
    ・3歳未満     無料
    ・3歳以上     500円
    ・小学生     1,000円
    ・中学生以上   2,000円(大人と同額)

    ※ゴミを極力減らすため、myカップのご持参にご協力ください♪

2009年6月8日月曜日

時々、私は・・・

私は時々、泣きたくなる。
それは新緑の深い緑の香りにふっと触れたとき。
太陽の光を受けてキラキラ光る葉の木漏れ日を見たとき。
なぜだか、ちょっとだけ込み上げてくるときがある。

空を見上げてみると、そよそよと葉が擦れ合う音がする。

景色の音。という言葉を昨日知った。
素敵な言葉だと思った。
エッセイスト三宮麻由子さんの『いのちの音が聞こえる』という本で書かれている。
視覚に障害を持つ彼女は様々な景色の中で、耳を澄ます、つまり、音から景色を味わうのだとか。

Stevie Wonderスティービー・ワンダーは大好きなアーティスト。
彼も同じようなことを言っている記事をかなり昔に読んだ記憶がある。
視覚に障害を持つ彼は、健常者と同じように映画を観に行く「映画館に行く」のだそうだ。目が見えないのに?と思う。私もそう思っていた。だが、彼はこう言っていた。
「映画を見ていると、様々な音からそこに流れている空気や風まで、まるでそこにいるように見えるんだ」と。

景色を味わう。
音を味わう。

それは、今、この季節を。
今、この「とき」を味わう。

そんなことにつながるのだと思う。

引っ越してまだ段ボールも片付かず、仕事も、電話回線ひとつとってみても、変更すらままならない。
なんだか、年寄りの母と一緒にいて、面倒(私がみてもらっている感が強いが・・・)を見て、病院に連れて行ったりしなければならず、東京にいた頃よりも、やろうと思っていることが進まない。
なんだか、もっとスピードがゆっくりになってきた感じである。

でも。鳥のさえずりを毎時、毎分聴いて、山を見て、時々近くを母と歩いていると、田舎も悪くないな、と思う。空気の匂いが心地いいと、東京に行って帰ってくるとわかるようになってきた。

私は木に話しかけられるし、大木にはいつもHugして「ありがとう」と言っている。
アリゾナ州セドナのスライドロックは自然が作り出した岩が滑り台のようになっていて、その景観はとても美しい。ふらりと一人。川のせせらぎと山を眺めながらお昼を食べていたときにたくさん呼ばれたのです。

最初は彼女に呼ばれて・・・
こっち。こっち。見て!と言われて撮った写真
そうしたら、私も!ここにいるよ~!と言ってきたので
あ~。そちらにいらっしゃいましたか。はいはい。撮りますよ~^^

すぐに、私たちも一緒に撮って~~!と3人姉弟が一斉に言ってきました。
左が弟。可愛いね。

泣ける景色ではなく。運転していて、泣けてきて。。ずっと見ていて泣いた景色。

ここはニューメキシコ州タオスへ向かう64号線沿い。
曲がって見えるのはリオグランデ川。切り立ってまるで谷。
遠くの地平線までリオグランデはくねくねと曲がりくねった景色を創り出している。

自分がなぜ、泣けてくるのか、わからない。
壮大すぎるものを目の当たりにしたからなのか。

そうではない。それは自分のたましいが言っている。
ここは故郷。懐かしくて泣いている感覚にとても近いのだ。

2009年6月3日水曜日

父のアルバム

家って家族とともに年を取る。
この部屋は父が使っていた。最初は姉が、姉が結婚してから、父の部屋となった。まだ建てて17,8年だけど、そうした歴史がある。

父は私が思うよりずいぶんと几帳面な人だったのだといろんな遺品を見て思う。
それにしても、悪いことをした。
今年は忙しすぎて5月29日の命日も忘れてしまっていた…ごめんねぇ。

父のアルバムには家族の写真がたくさんあった。

若い時の母。私の成人式を祝ってくれている親戚。
旅行中の電車でまどろむ姉と私。家族で出かけた思い出。
写真には父の温かい目があった。

年を取ってからの写真はどれもこれも同じよう。
旅行が好きでいろんなところに出かけていたけれど、いつも母と一緒の写真だから、どの写真を見てもどこも変わりないように思えてくる。母だけを写した写真もたくさん。

本当に母が好きだったんだと思う。

父が死んだとき、父の免許証入れを初めて見て、私は号泣した。

その中には花嫁姿の母と付き合っていたころの若い母の写真が入っていた。照れくささを隠すように、免許証の下に入れて。。書換えの度に入れ替えてきたから、四隅がボロボロで、色もセピア色になってた。

いつも、けんかばかりしていたのに。こんなロマンチックなことをしていた父が急に愛おしく感じられた。
誰が思うだろう。
こんなおじいさんがお嫁に来てくれたときの自分のかみさんの写真を、そっと免許証入れにしのばせているなんてことを。

そのときの二人は若かった。
父はかっこいいし、母も綺麗だ。

この日の母をずっと、ずっと。何十年も。
時々見ていた、父。

私は思った。
私も、こんな風に愛されたい、と。


姉と父は光の世界で何を話しているんだろう。

家族写真は、もう、撮れない。
人の生って、なんて、はかないものなんだろう。

地球が生きてきた長さからすれば、私たちの生は、ほんの一瞬。
まばたきと同じ。

はかない。はかないけど、でも、意味がある。
意味があるから、生まれてきた。
意味があるから、光の世界へまた戻る。

誰かを愛し、誰かと出会って、別れる。それはこの肉体がある世界でのこと。

魂は永遠。
愛しあう二人の子供に生まれたこと。愛情深く育ててくれたことに感謝する。

七五三。
命ははかない、なんて考えもしなかった可愛い頃の私。