2008年4月30日水曜日

再会は昭和記念公園

昨日は慌しい一日だった。
前の日、五日市さんの講演会のあと、私の知り合い5人、初顔合わせで食事したあとは次に流れて、ダーツしたりして朝5時の始発で帰宅。寝たか寝ないか、そんな朝8時半にDanielさんから電話が。ステイしているえりこさんが仕事でいない、今日はランチの後、えりこママがストアに連れてってくれるというけど、今日は何してるか?と言う。

要するに、えりこママは英語が話せないし、つまらないし、ママも私がDanielを預かってくれたら楽、ということだろうと察し、二日酔い、寝不足の頭のまま急いで仕度して立川で待ち合わせをすることに。
立川はあまり詳しくないのだけど、行くなら昭和記念公園がいいんじゃない?という友達のアドバイスを聞いて昭和記念公園に行ってました。昨日はフラワーフェスティバルで入場料が無料。たくさん人が来ていたけど大きくて素敵な公園なんですね!!花火大会にはものすごい人で駅から行列が出来るほどだと聞きました。

Danielさん、ブロンズで作ったイエス様に私へのメッセージが書かれた像を作って持ってきてくれていました。
HARU GOD IS WATCHING OVER YOU 
何より、私を思って作ってくださった心が嬉しい。

ふと気付いたのは緩やかな坂を普段はなんとも思わず歩いていたけれど、車椅子の人には大変ということ。坂のときには背中を押してあげたけど、私も汗が出るほど結構苦しかった。健常者だと気付かない小さな段差もあちらこちらに。ハンディーキャップのある人の目線から見るといろんなことに気付きます。車椅子に乗ったインディアンを好奇の目で見る人もいました。何が楽しいんだろうね?
温かい心とゆとりって大切だな。天気に恵まれた昨日はそんな事を思いました。

2008年4月28日月曜日

1年ぶりの再会

今日、カリフォルニア フレズノ(California Fresno)に住むダニエルさんが日本に来る日。

彼とは一年前のアメリカ一人旅の最終地、サンフランシスコにあるデ・ヤング美術館で偶然知り合いました。ガラスケースに入った小さな塑像を前に、ちょっとだけ目が合ったあと、「君は絵を描くの?」とごく自然な感じで聞いてきました。私は大学でグラフィックデザイン科を専攻していたのだけど、絵を描く授業は好きだったし、この旅の途中、サンタフェ・アビキューでは毎日々絵を描いていたこともあって、「はい。たまに。」と答えた後に「インディアンが好きなの?」というようなことを聞かれたのを覚えています。

きっと私が身に付けていたメディスンバックが目に入ったのだと思う。その時の彼は白髪の長い髪を三つ網にしていたし、自分がインディアンであって、ズーニー族の末裔であることを話してくれました。
彼は大学で塑像を教えている事、今日は生徒達と来た事などを教えてくれて、何度か日本に行っているからその時には連絡するから、という事で帰国後も時折、メールやハガキのやり取りをしてきました。戦争で足をなくした彼は車椅子。だけど、メールでも時々ジョークを言ったり、とても明るい。

成田に迎えに行きます、と言っていたのだけど、私がその前からの予定をすっかり忘れていて、今日ではなく、2日に会う予定でいます。
偶然の出会いとちょうど1年経って、アメリカではなく、日本で会う。不思議。
何度も日本に来ているのでいろんなところに行ったとは思うのだけど、どこに行こうか悩みますね。
はとバスで隅田川下り?六本木ヒルズ?皇居?足を伸ばして箱根?どこにしても話をして会える、そういう奇跡が素敵だと思う今日この頃。

2008年4月24日木曜日

感謝して受け取る

今週から送ってもらうことにしたメルマガ、マナメールは毎朝8時頃に届きます。朝から「うん。私も頑張ろう!」とそんな気にさせてくれます。マナメールは与野キリスト教会の川井牧師の奥様が毎日書いているのですが、おとといのお話がとても素敵でしたので、転用します。


~ある役者が、出番待ち時に、靴のひもがほどけていると指摘を受けました。彼は礼を言って、その場で結びなおしました。後に舞台登場の直前に、彼は再び靴のひもをほどきました。やつれた帰還者の役を演じる彼は、わざとひもを結ばなかったのですが、せっかく頂いた忠告なのでと感謝して一旦は受け取ったのでした。どんな忠告も、まずは感謝を持って受け取り成長の糧としたいですね。~


私は人からの忠告に対して、違うのにな、と思いつつ何も言わずに飲み込んで、どうしたものか、と少しばかり気を落ち込ませる事がありました。それに、人というのは勝手な意見を言うものですから、人の気も知らずに何を言ってるんだ!と怒りの気持ちがふつふつと沸き上がり、むかつき、悲しい気持ちになった事もありました。

「いつもありがとう」言葉に出来なくても、笑顔があれば。笑顔と言葉にあれば伝わる。

感謝してるんだけど、気恥ずかしくて・・・自分のプライドが邪魔して・・・言えない。
人と人の仲がすれ違う時、本当はお互いにきちんと理解出来ていないから、ではないかな?何事もまずは感謝して、何事か、文句を言う前に「ありがとう。あなたがいてくれて嬉しいよ」そんな感謝の言葉を先に言いたいですね。

2008年4月20日日曜日

いつまで海を潰し続けるの?

このマンションに住むようになって2年。
ここは目の前に坂が広がっているので、視界を遮る建物がなく、部屋の窓から遠くに見える品川・港南地域のマンションの灯りが綺麗で気に入っている。その数はいつの間にか増え、今では重なり合い、ひしめき合うように建つ高層マンションだらけになってしまっている。

まるで、宮崎駿の『天空の城ラピュタ』に出てきた目をピカピカ光らせ立つ巨人のよう。
海から吹く空気を遮断して建つ 巨人 高層マンション
そこすれすれに通っていく飛行機

海を狭め、陸を広げ、一体どこまでを “土地” と呼ぶつもりなのか・・・
もともと土地も海も 誰のものでもないのに・・・

土地の「商品化」について、『今日は死ぬのにもってこいの日』ナンシー・ウッド著(タオス・プエブロ先住民の長老の言葉をまとめた本)にこんな言葉が書かれている。出典
土地はそもそも誰のものでもない。それはただ、感謝して優しく使ってもらうためにここに置かれているだけなのだ。土地はそれ自身に属しているわけで、その点、空の月や星と同じことだ。

都会の高層マンションはまるで森のようでいて、時に美しい顔を見せ、時に閉塞感を感じさせる。
都会に暮らす私自身、この暮らしが好きなのだが、もう海を潰す必要はないのではないか、と思うのだ。もう、十分海を潰したのだし、これでもか、というくらい高い建物をたくさん建てたのだから。

2008年4月18日金曜日

棚卸し

小さな鉢のグリーンや切花、レコード、CD、フィギュア、アメリカ製のポップな小物。。。
人はそれぞれ自分の気に入ったものに囲まれて生活をしていると思う。

人というのは、その時々の置かれたシチュエーション、環境などで好みが変わるものである。もちろん、好きな音楽の系統、洋服、ブランドはそれ程変わらないのかもしれないし、音楽などはその道を深めていくとどんどん世界が広がっていく、ということもある。私などは、元々好きなR&BからHip Hop、Jazzy系Hip HopそしてDeep House、今、歌っているGospelと聴く音楽は広がっている。洋服の好みというのも、男子も女子も付き合う相手によって、服の好みが変わったりする傾向があるのは確かであろう。

何が言いたいのかというと、今日、シュレッダーをしながら読まずに本棚に詰め込まれているビジネス系、マーケティングの本の数々をぼんやり見てて、「捨てよ!」という気になったから。

好きなものに囲まれた生活をすること。
時々は自分に何が必要なのか、自分、というものをきちんと見つめる、という時間が必要だ。
特に本というものは影響をうけるものを手元、近くに置いておいて、時々読んで、そうだ、そうだ、そういうふうに生きよう、とかこんな考えを持って行動しよう、とかアイデンティティを刺激されるものを置いておくべきだと思う。いつか読む、そう思っているものは、やはり読まない。流し読みでも良い。軽く流して、うん、と感銘を受けたところだけでも、メモしたりして、不要に場所を取っている(不要に必要もないものを取っておくという行為)無駄なことをやめよう。

自分に取って何が必要か。時々は、必要と思ってしまっていたものの見直し、棚卸しが必要ですね。

2008年4月16日水曜日

今日はカラー

今朝、請求書が速達で届いて、銀行に支払いに行く。
今は新しく会社を立ち上げている訳だから、お金がかかることばかり。お金はかかるし、考えをまとめたり、ちまちまとした作業は思いのほか時間がかかるのであって、それでいて何も売れていないのだから、お金ばかりが減っていく、ということになる。

今日は昨日のスカイプでの打合せから引き続き、ホームページのデザインの文字の大きさ、色、テキストの細かいところの最終確認をしていて、やっぱりあまり気に入ってなかった4ページ目を最初からやり直そうという気になり、今日もカンヅメだな、と思っていたところに友達から電話。仕事帰りにうちに寄るという。ちょっと、開発したい商品の使用感を聞きたかったので、物を渡すことになっていたからだけど、仕事が中断してしまうし、うちに来る、ということに本当は気が乗らなかったのだけど、待ってるね!と返事だけは愛想良くして電話を切った。

そうしている間に何も食べるものがないので買い物へ出る。
お花も枯れていたから、お花も買おうっと。
この間のオレンジのユリと白いチューリップは持たなかったな。今、お金は入ってこないのだけど、お花が部屋にない、そういう寂しい生活はしたくない。
これ、私の価値観。

ちょっと気が乗らない友達からの誘いも気持ちよく受ける。これも私の価値観。
嘘をついて用事が出来た、とか言うのは心根が傷付くのでやらない。
会って、話しして、笑って、リセットさせてもらうんだ。

ほんとにお金がなくて、天然水の定期購入を止めたとしても、道端のお花をいただくとかして、お花は飾っていたい。今日は白いカラーと小さな黄色い花がついている枝を生けた。
カラーがこんにちわ、とお辞儀しているみたいです。

ロンゲスト・ウォーク


北山さんのブログに4月11日ロンゲスト・ウォーク南回り Abiquiuアビキューと書いてありました。ロンゲスト・ウォークのサイトで見てみると、今日15日はTaosタオスでイベントだったんですね。

アビキューは私の故郷(ちょっと大袈裟ですが)と勝手に思っていまして、やっぱり、私にはセドナよりサンタフェより、しっくりくる土地。何もない、そういうところが落ち着くのです。それと、オキーフもここのあたりで絵を描いていたのかな、と思えたりする景色をぼんやり見たり、何も考えず一日中絵を描いたり、そんなゆったり時間が流れるアビキューが好きなんですね。ここは標高が高いので雲がとても低く、空の色は真っ青。車を走らせて、ただ雲を、空の色を見て、風を感じて、深呼吸。気持ち良い。

去年行った時、気の向くままドライブしていたのですが、川沿いや道路脇にたくさんビール瓶や缶のゴミが落ちていて悲しい気持ちになりました。すぐ近くで牛が草を食べているのに、です。
それで、今年の2月に行った時。またいつものように気の向くままドライブをしていて、沸々と湧き上がって来たのです。「ゴミ・・・」ゴミに気付くと、もう、ゴミばかりが目に入ってきます!

私の大好きなAbiquiuアビキュー。どうして、みんなきれいにしないんだろう??てんつくマンじゃないですが、私一人でも良い。そう。ゴミを拾おう!と思ったら気がせいて、すぐにゴミ拾い。
あっという間に袋いっぱいに。アビキューにいる間はずっとゴミ拾いしていました。
きれいになったけど、お陰で車の中がゴミの臭いで充満してましたね・・・

少しきれいになったアビキューの道。ロンゲスト・ウォークの人達が歩いた道までは出来なかったし、一緒に歩いているのではないけれど、少しつながっているように思えて、うれしい。無事にワシントンDCまで歩いて下さい。私も心で同じメッセージと共に歩きます。
ALL LIFE IS SACRED    SAVE THE MOTHER EARTH
ロンゲスト・ウォーク 日本語

2008年4月12日土曜日

北山耕平さんのトークショーで感じたこと

昨日は青山ブックセンター本店で行われた北山耕平さんのトークショーに行ってきました。
http://native.way-nifty.com/native_heart/2008/03/post_d327.html

本の出版を記念したもので、とても内容の濃いあっという間の1時間半でしたが、その中でも北山さんの言う「インディアンだった記憶を忘れてしまった日本人」という言葉に、はっとして、やっぱり、というか、なんというかやっぱりそうだったんだ、という確信に近い感覚を覚えました。

それは、去年の4月。ニューメキシコ アビキュー。360度何もない砂漠の中に一人きり。いるのは太陽と風と私だけ。でも、その時、誰かがいてくれた、と思った。その強い感覚は今も揺るがない。

砂漠に行く事。それは、私の魂を深呼吸させに行くようなもの。

砂漠の中を走る。アビキューやタオス、ホピに続く道々でふと湧き上がる、懐かしいという感覚。
魂の記憶が呼び覚まされた、とも言える。知っている、という感覚。遠くの山を見て、何故か懐かしくて、涙が出て止まらない時がある。きっと、私はインディアンだった。きっと、この土地と繋がっているのだと、何故だか思った。
ジョージア・オキーフが好きだから、サンタフェとアビキューに行ってみたい、そんな気持ちで出掛けた旅だったけれど、そういうものは導かれるように行かされるものなのかもしれないし、人とも出会うべくして出会うのだと思う。全ては必然なのだから。

インディアンだった記憶を思い出すために私は時々タオス、アビキューに行く。自発的に物事を知ろうとする行動が基本なのだと北山さんはおっしゃっていた。だから、私は今後もインディアンだった記憶、私と強いつながりのある土地を探す、いや、導かれる旅を続けていく。

2008年4月10日木曜日

野菜のしあわせ

こういう美味しい野菜を食べていれば絶対健康でいられるわ。と感動したおいしっくすの野菜!http://www.oisix.com

今回初めてなので、少しずつセットで届くお試し便にしましたが、全部生で食べられる新鮮さ。
プチトマトは甘く、かぶはピーチかぶという名前の通り、これまた甘い!!今、中国産野菜の残農薬問題やギョーザ事件などもあって、食に対する安全が特に求められるようになっている昨今。
オススメします。試して損はないですよ。

2008年4月8日火曜日

深川で花見

昨日はとても良い天気でしたね!穏やかな晴天で風もほとんどなく、ほんとうに良いお花火日和でした。今日は少し寒く、暴風と雨になるようだから、昨日が東京地域のお花見は今年最後でしたね。
昨日は月島から始まり、深川まで歩いて、深川不動尊もお参りしたりして、ずっと川沿いを散歩しながらお花見して来ました。

深川では橋の上でお釈迦様の誕生日『花祭り』をやっていました。
深川や月島あたりは今も昔の名残が残る、素敵な街。銀座からも近い中央区でありながら、路地裏には今や見る事も無くなった井戸があったり、古いコンクリート造りのゴミ箱。たくさんの佃煮屋さんも風情があります。昨日は月島から歩いて桜を見て、もんじゃを食べる、という計画。
もんじゃもたくさん食べて来ました!

東京の下町、月島、深川。住んでみたくなる街です。

2008年4月3日木曜日

春は・・・出会いと別れ


春は出会いと別れの季節、なんですね。

春。私のあだ名は春ではなくて、ハル。生まれたのはクリスマスイヴで冬なんだけど名前がはるみだから、あだ名はハル。この何年間かずっとこのあだ名。アメリカ一人旅の最中、ハルは日本語で『春』なんだよ。と教えるとみんなが良いね、とか素敵ね、とか言ってくれる。説明しやすいし、覚えてもらいやすい名前です。

大人になると新しいお友達はそれ程増える事はなく、友達がいなくなる、という事もほとんどない。ただ、これからは、哀しいお別れがあるのだと思うけれど・・・
今日も仕事の締め切りで一日中詰めててちょっと息切れしたから、息抜きに友達に風邪治ったよ、とメールをしたら、お嬢さんの入学式だったそうです。
この間卒業式、と言っていたのに、春は卒業したかと思ったらすぐに入学、なんだね。

キラキラ輝く春
新しいことが待ってる ワクワク

別れがあるから 新しい出会いも あるんだね

打合せとお直しの一日

今週末はWebサイトで使用する画像とテキスト出しの期限。
昨日は国立に住む方へ初めていただいたオーダーのブラジャーを届けに行ったので、昨日のうちに画像だけを送付して今日の午後、Skypeで打合せさせてもらうように段取りしておいた。なので、今日は午後一から約3時間パソコンを前に打合せでした。

でも、これで私の思い描くイメージも伝わり、昨日送った画像ではなく、今日、打合せしながら送った画像の方がピントもあっているし、美しいという事でそちらに変更する事に。最終的に自分でもう一度、決めて画像を4枚か5枚か決めないとならない。一人で会社をやっていくという事は、たった一人で決断をしなければならない。こういう時、悩む。でも、決める。
そうそう。そんなんで、だんだんと形になってきました。ホームページ。これが出来たらもっとより具体的に見えてくるはずです。

ブラジャーの直しは思いのほか大変だけど、お客様が満足していただく商品を提供する事が私の役目。胸の無い方は重みのあるパットを常に入れていないと体のバランスが取れないので、通常の動作でブラからパットが出てきてしまう様ではダメ。その生地の合わせ方や裁断が難しい。使いやすくて楽で形がキレイに見えるものを作ろう。そして、使っていただきながら、私自身も勉強です。

2008年4月1日火曜日

今年もうちの窓から桜がキレイに見える季節になりました。
桜の季節は以外と風が強く、そして冷たく、寒い。

今日も風、強そうです。
もう、桜も終わっちゃうね。

今日はこれから国立へ。
少しは桜が見れるかな??