2008年6月25日水曜日

モラルの問題か?

また、食肉業界の偽装事件が起きていますね。
船場吉兆では、業務再開後に顧客の残り物を使いまわしていたというのだからあきれたものだ。

こういった事件が起きてしまうと、悲しいかな、その業界全体のイメージダウンになってしまう。
例えば、私でさえ船場吉兆の残り物使い回しの印象が強いので、外で何か食べたりする時ふと 
「これ、使いまわしてるんじゃないよね?」という不安がよぎる。

肉も魚も『生』ものを扱う仕事は大変。でも、やって良い事と悪い事はある。
先日のパワーランチ会でお会いした、メンターA氏が執筆している本の帯に書こうとしているものに
金儲けの仕事はモラルが低い、生産性が低くて当たり前とある。

卑しい仕事に 熱中できるのは守銭奴だけ
高邁な理想に夢中になるのが普通の人間
※守銭奴(しゅせんど):けちで金銭欲の強い人. *けちな人をののしって言う語
※高邁(こうまい):気高く高い理想をもっているようす


食肉偽装問題の根底にある問題とは、卑しい仕事をしている、この自覚が経営者に無い事。
理念・目標を高くかかげて、その目標に向かってお金で買えない価値を得る喜び。
そんな基本の心を忘れた悲しい経営者たち。
昔はおてんとうさまが見ている。なんて言葉をよく言ったし、聞いた事がある。
今の時代。誰も見てないから・・・良いよね。そんな事がまかり通っているのか。

だけど、やっぱり おてんとうさまか 神様か・・・ 必ず見ているんだね。
いや、本当は見てくれていて、廃業に追いやられた事に感謝すべきだと思う。

達成感というお金で買えない無上の喜びをもう一度。

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