2008年10月29日水曜日

生真面目で不器用

昨日のブログで「背中が曲がってもSpiritを大切に。とんがって生きる」なんて事を書いてから、また考えた。

何故なのか。
ちょっと嫌な気持ちになった出来事が2つほどあったから。

1つは昨日の検診センターでの事だ。
ダブダブのガウンの下はショーツ一枚という心が落ち着かない格好に着替えて、待合の廊下に着くと、おじさん二人が座っていた。チラッと一瞬、私を見た『目』に『いやらしさ』を感じてなんだか嫌な気持ちになった。

なので、待合の一番はじっこの椅子に腰掛け、雑誌をペラペラめくり始めた時である。
受付にいた人が検査室から出てきて私にこう言った。
「こちらでお待ちいただけますか?」
検査室に近いソファに移れと言う。
そこはソファがコの字に置かれているから右を向くか左を向くか、の違い程度なのだが。

「いえ。ここでも呼ばれても聞こえますし、ここにおります」
「あ。でも、こちらに座っていただけますか?」
言葉は敬語でもうむを言わさない強い感じ。

バカバカしい・・・たったそれだけ動くことで何の差があるというのだろう。
私はこういう真面目すぎる偏狭さに会う時、本当に辟易する。
くだらない。

私の大嫌いなもの。
それは生真面目さ故の偏狭さなのだ。


旅行会社に勤める知り合いとメールでやり取りをしていた時。ある一通の返事にこう書いてあった。
「ちなみにLAはルイジアナの略号でロスではありませんよ。LAXです。その方がエレガントですよ!」と。

ロスアンジェルス空港をLAXと略していう事くらい私だって知っている。
LAで買い付けしてきたファッションや生活スタイルの発信を『LA』と言うし、雑誌でも目にしていると思う。私の中のロスアンジェルス空港はLAXではなく、やはりLA。

それをまったく価値観がずれている事に本人が気づかずに、エレガントじゃないですよ。と言う。
その上から目線にむかついた。
いちいち海外の空港を略号で言う顧客がいる方が気持ちが悪いじゃないか。

だから、昨日思ったのである。
エレガントと思われなくたって、私はとんがって私らしく生きる。と。
普通、というその人の型にはめた見方やもの言いに振り回されない自分を持つ、という事でもある。


サービス目線を間違うと生真面目で不器用は不満を生むのです。

私は以前、出来ない事を出来ません、と言うな。と非常に高度な教育をしてきた。
でも、こんな事はお客様をよく見れば普通に言える事なのだが・・・

生真面目さは大好き。私もバカがつく真面目だと自分でも思う。

方向を間違えてないかを常に他人からの目線で自分を見ておかなくては、とこうした物ごとを狭い視野でしか見られない人から、また学ぶのである。

ありがとうございます。


オリジナルブラックフェザーピアスがいったん完売。
今回ベージュ系の羽になりました。

後ほど、お店にアップします。
喜んでいただけるサービスは人それぞれ異なるからこそ、日々勉強です。

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