この言葉は母が教えてくれました。
小さい時、母が作る料理を見ていました。
私は台所のまな板と同じくらいの背でした。
母は、たまねぎか大根を切っていたと思います。
トントントン。と押さえた指すれすれを包丁が上下するのを見て、母の手が切れるんじゃないか。
そのうちにスパッと切れて、赤い鮮血が出るんじゃないかと、怖くなりました。
「ママ~。危ないよ」と言ったら
母は「ありがとうね」と言いました。
私は自分が「危ないよ」と言って、どうして「ありがとう」と母が言うのか わからなかったのです。
きっと、きょとんとした顔をしていたのでしょう。
察した母は「心配してくれて ありがとね」と言ってくれました。
あ~。心配してあげるって「ありがとう」って言ってもらえるんだ。
って知ってうれしくて、ほっこりして、胸があったかくなったのは 5歳くらいだったでしょうか。
ありがとうは 感謝の言葉
私はお客様に この仕事を通して、Happyを感じていただき
その事で「ありがとう」と言っていただけた。
私は たった一人でも良い その一言があってからこそ、やっていけるのです。
これからも 「ありがとう」 と言っていただける事を心がけて。
心から ありがとう。
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