2009年7月1日水曜日

7月 初女さんとマザーに想うこと

7月になりました。
今朝、とても早く目覚めて、外を見るとあたり一面真っ白の霧に包まれて、とても幻想的でした。

夕べ、バナナケーキを焼きました。
眠るときにはまだ熱かったので、ホイルをかけておいたのが気になったのか、不思議な夢を見て、目が覚めたのは3時半。まるで、漬物に呼ばれるみたいだと、夜中に起きては漬物に手を入れるんです。と言っていた『佐藤初女さん』のようだなぁ。なんて。おこがましくも思ってしまったのは、先週の土曜日「映画 地球交響曲ガイアシンフォニー第二番」を観てきたからです。

佐藤初女さんは青森県弘前市の岩木山の麓で「森のイスキア」を主催しています。友人のMちゃんが初女さんの著書おむすびの祈り「森のイスキア」集英社文庫を読んでいた時、私のことが頭に浮かんだんだ。とこの間教えてくれた。その頃、姉の死で悲しみに打ちひしがれていたから、いつか一緒に森のイスキアに行きたいな、と思ってくれたみたい。そんなときに、「地球交響曲ガイアシンフォニー第二番」の上映があることを目にして、誘ってくれた。

初女さんは、特別な能力も経済力もない自分に、何ができるか?と考えながら歩いていた時、「私には心がある。心だったら汲めども汲めども無尽蔵にある」と突然ひらめき、傷つき、疲れ果てた人を受け入れ、そして、その人のありのままを受け入れ、その時の恵みで料理を作り、ただ話を聴く。それだけで多くの人が癒され立ち直っている。映画撮影の頃の1994年には実に700人もの方が初女さんのおもてなし、温かな愛情あふれるおむすびによって、癒されているのです。

先日の映画の後、初女さんの講演もありましたが、80歳を超えてなお、お元気。
初女さんの言葉で心に残っているいくつかは、ご本人にお会いして一層胸に響いてきました。

人、一人一人の中に神様がいる。知らない人だから、怖いな、と思わないんです。
夜中でも誰かがいらしたら、「神様」だと思って、戸を開けるんです。

私は特別なことはしていません。普通のことをしているだけ。
自分じゃわからない。その当たり前のことに、人は感動してくださる。
それが本物じゃないか、と思うんです(ガイアシンフォニーより)

初女さんとマザー・テレサとが重なって見えたのは同じカソリック教徒だから、というだけではない。
そこには「奉仕」と「一致」そして「愛」
互いが愛し合うこと。奉仕の果実は平和である。

You did it to meあなたが私にしてくれた 
愛を持って 生きていこう 

9月 支笏湖で行われる初女さん講演会とおむすびを一緒に作るツアーに行ってきます
今朝の白い中で活けた花 ぐい飲みは父の手作り

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