2008年11月6日木曜日

Visions of Americaで待っていたのは・・・

昨日はWebマーケティングカンファレンスが催されていたのでささっと展示を見て来たのですが、その後少し時間が空いたのですぐそばにある東京都写真美術館に立ち寄りました。ここは時々ふらっと寄る美術館で名前の通り写真のみを展示している美術館です。


美術館で何が展示されているのか、知らずに出掛けてみると・・・
そこにオキーフが待っていたのでした。

写真展はVisions of Americaの第3部で、展示構成は「路上」「砂漠」「戦場」「家」「メディア」という5つからなっていて、その「砂漠」の展示で2枚が飾られていました。
オキーフは私がよく出掛けるニューメキシコの荒涼とした砂漠に見せられたひと。雄牛や雌牛の頭蓋骨の絵をよく描いた事で知られるオキーフは砂漠の中で見つけたこうした物をとても愛おしそうに抱えて帰ったと言います。

それにしても、出掛ける前の私に「Is that true?」と鋭い質問をしたと思ったら美術館にもいるなんて!妥協を許さない人だったから手厳しいのです。
この写真、私のところにあるのと全く同じだったので、本当に呼ばれた。。。と思ってしまった。
晩年のオキーフはいつもの髪を後ろでキュッとまとめて『凛』として遠くを見つめています。



やっぱり。


本当にそれで良いの?とまた自分に問いかけました。

私の穿った心。
人を裁いてはいけない、という教え。

だから「True?」と聞かれていたのだったという事が・・・わかった。
そして夜。同じように悩んで苦しんで、答えを出しました、というメール。
そこには私と同じように思っていた文面が並んでいたのでした。

「気付き」って本当にすごい!どこかで必ず、気付ける何かがあるの!

今日はオキーフに心からお礼を言いたい。
美術館で待っててくれてありがとうって。

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