2008年7月27日日曜日

富士登山その1「チーム八つ墓村の夜は更けて」

富士登山に行ってきた。

夜9時に5合目を出発して、夜中の1時過ぎやっと7合目に到着。前日の疲れか、もともと気圧の変化に弱いのか、6合目くらいから高山病による気持ち悪さが始まっていた。

8合目へのロッククライミングに近い登山道を15メートルほど登って前より激しい嘔吐で動けなくなってしまった。あまりに遅いので心配になって迎えに来てくれた仲間に促され、下りて山荘に素泊まりすることにしてリタイア。そうして5人の仲間で行って、山荘で別れてからずっと一人だった。

何より今回の富士登山で経験した素晴らしいことは夜空の美しさ。
富士山から見上げる夜空の星のなんと多いこと!!

天の川に吸い込まれそう!時々すぅ~っと落ちていく流れ星。

近くでチカチカ光る雷雲に隠れていた月は、私たちが登って行くうちに少しずつ、顔を見せてくれて、上へ行くと大きくなっていった。一面に広がるグレーの雲海とそれを照らす月明かりは幻想的。

頭に付けたヘッドライトを点けて「八つ墓村になって良い?」とふざけて言っていた「チーム八つ墓村」の夜は、雑魚寝の山荘で吐き気と戦う一人寝で幕を閉じた。


富士登山その2「バンザーイ!どないしよ」に続く・・・

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